単身の作り置きレシピ15 冷凍パンとさばの塩焼きパックのサンドイッチ
買い物ができなかった日もおなかはすきます。
そんなときのためにハード系のパンを冷凍してあります。
ほかにも "さばの塩やきのパック" とか "缶詰のさば味噌煮" などは常備です。
日持ちしますから。
以前に北欧で食べられている "さばのサンドイッチ" を紹介するTV番組を見て,ごはんのお供だけではなくてそんな食べ方もしてみたいと思っていました。
今回は
冷凍保存していたハード系のパン+”さばの塩焼きパック” を使ったサンドイッチ
です。
今回も完成形の写真を先に。
右の皿がサンドイッチです。食べるときにガシッと挟んでたべます。
15分ほどでできる簡単なものですが,とてもおいしくビールにも良く合います。
左は冷凍スープストックを使ったクリームシチューです。
さばの塩焼きのパックは科学の力を感じる食材です。
骨を全く気にすることなくガシガシ食べられます。
実は以前に,スーパーの惣菜売り場で半身のさばの塩焼きを買ってきてサンドイッチにしたことがありました。
焼いて時間の経った冷えたさばだったので,魚の油が少し変質して特有の匂いがありました。
そのうえ,あらかじめ骨を取ってなかったものですから,モグモグしながら指で取りだす作業もなかなか大変で,あまり満足な出来栄えにはなりませんでした。
それにひきかえ今回のパックのさばくん,君はサンドイッチになるために生まれてきたんだなと語りかけたくなるほどの抜群のパフォーマンスでした。
さば好きでパン好きの方には是非おすすめするレシピです。
さて材料です。
◆ハード系のパン=こぶし2個分ほどもある少し大きめのものでした。
◆さばの塩焼きパック=賞味期限はありますが,比較的長期間なので備蓄食料としても最適です。
◆たまねぎ=スライスして使います。
さばとの相性が抜群なので是非入れることをお勧めします。アリシンのサラサラ効果も期待できます。
◆カット野菜=コンビニで買ったものです。純国産でした。
◆クリームチーズ=いつもバターの代わりにパンに塗っています。
◆調味料=マスタードとドレッシングをそれぞれ適量使いました。
お好みであらびきのコショウなどを振りかけると大人っぽい感じになります。
器具
◆ピーラー=皮むき器です。今回はたまねぎを薄くスライスするのに使いました。
◆深めの器=カット野菜と玉ねぎと調味料を和えるのに使いました。
◆シリコーン調理スプーン 長さ約26㎝=いつも頼りにしています。
野菜類を調味料と和えてパンにはさむのに使いました。
◆包丁=パンに切れ目を入れるのに使いました。
◆まな板=いつも使っているプラ製の小さいものです。
作り方
◆冷凍してあったパンを解凍する。
まずは電子レンジ600ワットで50秒程度温めました。
凍って固いままだと切れ目を入れにくいうえ,トースターで焼いても中まで解凍できないことがありますので,まずは電子レンジで加熱しました。
パンの大きさによって加熱時間は異なります。
一度数十秒ほど加熱してみて包丁で観音開き状態にパックリ割ってから,中心部分が冷たければ再加熱するのが良いかと思います。
大きめのフランスパンなどを買って備蓄するときには,1回食べ切り分に小分けして切れ目も入れておいて冷凍すると,無駄な解凍も回避できますし調理の手間もおおいに軽減されます。
こんな感じ・・・で、
さらにこう・・・で、
最後にこう・・・です。
◆解凍したパンをトースターで焼く。
表面をカリッと香ばしい感じにするためにトースターで焼きました。
こぶし2個分ほどの大きさのものでしたので,オーブントースターの隅の方に置いて何度が位置を変えるなど,テッペン付近が焦げないように注意しました。
◆玉ねぎをスライスする。
たまねぎは皮をむいて使いかけのものを野菜庫で保存しています。
ラップで包んでおけば日持ちします。
包丁でスライスにしても良いのですが,ピーラーだと厚みが均一なスライスが手早くできます。
◆カット野菜とスライス玉ねぎをドレッシング,マスタードと和える。
中央に写っているのがマスタード,その下あたりがドレッシングです。
ドレッシングの代わりにマヨネーズ,また,マスタードの代わりに和からしも使えます。
◆焼いたパンにクリームチーズを塗る。
クリームチーズは少し酸味とコクがあるのと,日持ちするのと,塗りやすいのと,で好んで使っています。
一般的にはマーガリン,バターですね。
◆パックからさばの塩焼きを取りだして,パンのうえにドーン。
◆そのうえから調味料と和えた野菜をバーン。
お好みであらびきコショウを振ると大人味になります。
あっという間に完成しました。
もう一度完成形をご披露いたします。
トマトは切りなさいよというご指摘もあろうとは思います。
1個をガブッとかじるのがすきなものですから。
”傷だらけの天使” のオープニングでトマトをかじる萩原健一はシブかったですね。
真似ているわけではないのですが,トマトが好きなので余すところなく食べたいと思って時折ワイルドにまいります。
最近なかなか安くておいしいトマトに巡り会いません。
フルーツトマトはバカ高いので買わないようにしています。
長くなりましたので,写真でサンドイッチのとなりに写っているクリームシチューはまた次回にでも。
いろいろな種類のシチューのルウをためして,最近ようやく巡り会えたものを是非ご紹介したいと思っています。