単身の作り置きレシピ18 冷凍スープストック リターンズ
以前に冷凍スープストックのレシピをご紹介しました。
撮影した写真も暗くてまばらで,省いた工程などもあったので,
◆今回は冷凍スープストックをもう一度作ります。
以前のものと異なる点は
■以前は牛すね肉でしたが,今回はカレーシチュー用の牛肉を使用
■炒めたまねぎペーストとブイヨンペーストの両方を使用(メラノイジン増量)
■出来上がったスープを冷蔵庫で冷やして上澄みの油脂固形分を除去
■1袋430グラム前後のフリーザーバッグを5袋生産
です。
写真も以前より少し丁寧に撮影しました。
今回も完成形を先に。
これからこれを冷凍庫にいれて保存します。
さて材料です。
◆カレーシチュー用牛肉=600グラム
100グラム300円の牛肉なので1,800円でした。
そこそこの出費ですが,5袋作ることができて10食分ほどですから1食あたり180円程度です。
◆たまねぎ=おおきめのもの2個
◆炒め玉ねぎペースト1袋とブイヨンのペースト1袋
どちらもエスビー食品の ”カレープラス” シリーズのものを使いました。
◆えのき氷=2キューブ
以前に作り置きして冷凍していました。
コクの増加と健康増進を狙った食材です。
必須の材料ではありません。
◆水=1リットル
器具
◆圧力鍋=容量2.5リットルのものを使っています。
煮込み料理が短時間でできますので愛用しています。
◆包丁=セラミック製のものを使っています。
◆まな板=いつも使っているプラ製の小さいものです。
◆おたま=レードルともいうのだそうです。
出来上がったスープをフリーザーバッグ5袋に取り分けるのに使いました。
◆菜箸=出来上がったスープの具材を取り分けるのに使いました。
◆金属製スプーン=冷えて固まった油脂を取り除くのに使いました。
作り方
およそ材料を圧力鍋に全部投入して煮込むだけです。
時間をかけてコトコト煮込むなら圧力鍋でなくとも何ら問題ありません。
◆牛肉を圧力鍋に入れる。
◆玉ねぎの皮をむいて包丁でザクぎりにしてから圧力鍋に入れる。
◆炒めたまねぎペーストとブイヨンのペーストを鍋に絞り入れる。
上がブイヨン,下が玉ねぎです。
◆水を1リットル入れる。
ほんとに1リットルなのか,今回はカップでちゃんと計量しました。
250㏄を4杯入れると具材を含めて鍋の容量のおよそ8割強が満たされました。
◆おっと忘れるところだった ”えのき氷キューブ” をあわてて2個入れる。
えのき氷由来の健康増進効果はまだ顕著には見えませんが,単身生活をはじめた昨年11月から比べて体重は約1キロ減りました。
えのきのおかげではなく単純に食べる量が減ったからではないかと推測しています。
でももし,えのきパワーならすごいですよね。
からだが一つで時系列も単一なので体重減少の要因となりそうな食材ごとの比較分析ができません。
どちらかでも二つあって相互に連携できれば劇的におもしろい人生になるでしょうが・・・。
◆圧力鍋の蓋をセットして中火にかける。
このぐらいの火加減です。
◆圧力がかかれば火をごく弱火にして約20分加熱する。
火加減はご覧のとおりごく弱火です。
◆加圧20分ほどで火を止め,圧力が自然に下がるまで放置し,完全に無圧になってから蓋を外す。
ほぼ出来上がりなのですが,今回はここでひと手間かけます。
スープがバイカル湖なみに澄んでるでしょ。牛肉から出たアブラなんです。
◆常温まで冷ましたのちに鍋ごと冷蔵庫に入れ,固まった上澄みの油脂分を取り去る。
冷蔵庫に。ほかになにも入ってない単身者らしい冷蔵庫です。
フリーザーバッグに取り分けてから冷蔵庫→油脂除去→冷凍庫という方法だと冷蔵庫内のスペース確保に便利かもしれません。
なんなら「どうして除去する必要があるんだよぉ」という選択肢も当然にありです。
一夜明けると油脂で真っ白です。
日頃あまり気にしないことでも,ビジュアルが変わると訴えかけるものがあります。
少し未練があったので,完全には取りきってません。
そのあたりがなんともアレな感じです。
◆フリーザーバッグ5袋に具材とスープを取り分ける。
全量で2リットル強のスープですので,420グラムくらい入ったバッグが5袋できるというような大雑把な計算でした。
菜箸で牛肉を5袋に均等になるようにわけ,レードルでスープも取り分けました。
1袋は430グラム前後で良い感じです。
完成形をもう一度。
これを冷凍庫で保管します。
以前にも申しましたとおり,いまは流動的な液体ですが,冷凍して固まった状態で保管することを考慮しながら凍らせることが大事です。
冷凍庫の壁面などをうまく使って,コンパクトに凍らせることをお勧めします。
スープストックの在庫に余裕があるとなんとなく気持ちにゆとりができます。
いつでもかかってきやがれ(停電を除く)…です。