単身の作り置きレシピ6 えのき氷編
ハンドミキサーを買ったのがうれしくて,成人病予防にも良いという ”えのき氷” を作ってみました。
えのき茸の風味が好きです。
そのうえスープ・シチュー・カレーなどをつくるときに,冷凍キューブになっていればポンと入れやすく,とても良いことを思いついたと自画自賛です。
さらに健康増進の効果があるなんていいます。
日頃の不摂生をリセットしてくれるかもしれません。
これをつくってたべれば,とんかつのカロリーもプラマイでゼロになるというような・・・。
ちょっと言ってることがよくわからないですが・・・。
いまのところビフォーエノキとくらべてわかりやすい健康増進効果は出ていません。
僕のからだは一つですから,同じ時系列上でえのき氷を食べた場合と食べなかった場合の健康増進度の比較なんていうこともできません。
ネット上でえのき氷は絶賛の嵐ですが,僕は毎日摂取しているわけでもないので,今後にほんのり期待します。
そんなに良いものなら少し濃いめに作ってイイトコどりしてみます。
材料
◆えのき茸=2パック
大小さまざまですが,直径10㎝弱の太さのパックを買いました。
写真のえのき茸に少し干からびた感があるのは,買ってからパッケージを破いて冷蔵庫で修行(乾燥)させていたからです。
◆水=200ccくらい
えのき茸1パックに100㏄の水というのが今回の分量です。
あとでも申しますが,相当に濃いものになりました。
器具
◆片手鍋=800㏄程度の容量のものです。
◆包丁=セラミック製のものをつかっています。
◆まな板=小ぶりのプラスチック製をつかっています。
◆スプーン=えのき茸のペーストを製氷皿に入れるのに使いました。
◆シリコン製のヘラ=鍋に付着したえのき茸ペーストを最後までこそぎとるのに使いました。
◆ハンドミキサー=パナソニック製の "MX‐S301" です。
◆製氷皿=この製氷皿は氷1個の大きさが4×3×3㎝ほどの少し大きめのものです。
1列5個の氷ができるものですので,上に書いた材料で2度に分けて凍らせました。
100均ショップなどで売られている2列のものだとできる氷は小さめですので,えのき茸の量を1パックにして水を増すとか,2パックのままで水を減らすなどの調節が必要です。
◆冷凍保存用のフリーザーバッグ
作り方
◆えのき茸の底付近の茶色の培地が付着しているあたりを切り取る。
えのきを培養するときの培地の茶色い部分さえ取り去ってしまえば,あとはミキサーで粉砕しますので鍋料理のときのように食感を気にする必要がありません。
なるだけ底に近いところまで攻めました。
◆ざっくり切り分けて鍋に入れる。
◆水200㏄くらいを入れて中火(鍋底に炎の先端が触れる程度)で煮る。
◆煮立ったら弱火(中火の半分以下の炎)にして2~3分程度さらに煮る。
◆火をとめてハンドミキサーでペースト状にする。
ハンドミキサーからは電源コード延びていますので,火を止めることはもちろん,熱くなっているコンロの五徳(鍋を乗せている爪の部分)や鍋の取っ手などに引っかからないように注意しました。
◆えのき茸のペーストを製氷皿にすくい入れる。
◆あら熱がとれたら冷蔵庫で凍らせる。
今回は製氷皿で2度凍らせる分を一度に煮ました。
1度目が凍ったらフリーザーバッグに移して2度目を凍らせました。
写真は以前に作った在庫も含まれます。
直後に鍋を使いたかったので,残りは鉢に移してあら熱をとったあと冷蔵庫で2度目の冷凍に向けスタンバイさせました。
作ってからネット上で答え合わせをしてみたところ,どうやらやはり相当に ”濃い” ようでした。
今回ご紹介したえのき氷は,水に対するえのき茸の量が相場より多いのでご注意ください。
そのうえ氷1個がでかい。
以前ご紹介した ”かす汁” と同様に「”濃” は ”淡” を兼ねる」ということで欲張りました。
シチュー,カレー,麻婆豆腐,かす汁ほか,少々味の濃い料理ならば味付けを邪魔しませんので積極的にいれるようにしています。
氷1個が40㏄以上ありますので,みそ汁一杯に一個というようなわけにはいかず,毎日摂取を継続するところまではまいりません。
今後製氷皿を増強するような事態になれば,小ぶりのものも作ってみたいと思っております。