単身の作り置きレシピ7 コロチャー風編
以前に作り置きしていた ”コロコロ蒸し豚” を
”コロコロチャーシュー” 風
に味付けしました。
豚バラかたまり肉を蒸して,大きめのさいの目に切ってフリーザーバッグに入れて平らにして凍らせていた,あのコロコロ蒸し豚です。
これをどうしてもチャーシューの味付けにして ”コロチャー” にしてみたかったのでした。
お肉屋さんや焼き豚屋さんで売られているチャーシューは,豚ばら肉を調味料に漬け込んで,窯に吊るしてジワジワ炙り焼きにしてあるイメージです。
醤油とはちみつっぽい甘みが混ざった感じのベースに,なにかチャイニーズテイストの香辛料が付け加えられているのでしょうが,それが何かはわかりません。
それをどうしても探究せずにはいられないほどの凝り性でない自分であることを今回も神に感謝です。
ということで材料です。
◆コロコロ蒸し豚=8コロ
今回は味付けのテストですので少しにしました。
以前凍らしておいたコロコロ蒸し豚をつかいました。
◆醤油=大さじ1杯程度です。
キッコーマンの減塩醤油を使っています。
僕の健康を気遣ってくれる配偶者の意見で減塩醤油なんですが,チャーシューは脂身部分がおいしいのでプラマイはマイです。
すべてを相殺して洗い流してくれる(当人妄想比)はずの ”えのき氷” も今回は加える余地がありません。
◆はちみつ=小さじ1杯程度です。
高知県西部を旅行した際に買った愛媛県産のみかんはちみつです。
安くておいしくて量が多くて最高です。
器具
◆フライパン=テフロン加工のものを買いましたが,このところ焦げ付くこともあります。
つい空焼きをしてしまいがちなので,フライパンは消耗品です。
◆深めの器=材料を混ぜ合わせるのに使いました。
◆金属製のスプーン=はちみつをすくうのと材料を混ぜるのに使いました。
作り方
◆はちみつ小さじ一杯,醤油大さじ一杯程度を混ぜ合わせる。
食べてみてから気づいたのですが,紹興酒,五香粉(ウーシャンフェン)などを混ぜるときっと本格派に近づくような気がしました。
◆フリーザーバッグの中のコロコロ蒸し豚を適量とり出して,はちみつ醤油になじませる。
今回は板状に凍らせてあったので,必要な量をフリーザーバッグの上から手で折り曲げて外して取りだして凍ったままのものを調味料になじませました。
およそ8コロでした。
◆フライパンを弱火(青い炎がコンロのくちの周囲にうっすら見える程度)にかけて,調味料に馴染んだコロコロ蒸し豚をジワジワ焼く。
はちみつと醤油を合わせた調味料ですので,強目の火だと焦げてしまいます。
焼き豚屋さんの窯でじっくりのイメージですので,弱火で焦がさないよう,メラノイジンが生成されるように,ジワジワと煮詰める感じです。
最後には少し残っていた調味料もフライパンに入れて煮絡めました。
もともと脂身たっぷりですので,弱火で煮絡めても蒸し豚から油がにじみ出て揚げ焼き風になり,部分的にカリッとなりました。
望んでいた感じです。
とても良い仕上がりになりました。
ただ,やはり,焼き豚屋さんで売られているものの風味は,醤油とはちみつだけでは出ないですね。
このときあつあつを食べながら気が付いたのですが,材料のところに書いたように,五香粉(ウーシャンフェン)や紹興酒を調味料に合わせればグッとお店の味に近づくと思います。
紹興酒なら買わなくてもあったのに気づかず残念でした。
なにごともトライ&エラーです。
いつかまたいろいろ風味のモトを加えてグレードアップしてみようと思います。
はちみつと醤油だけでも,なかなかの仕上がりになりましたので満足しています。