ジタバタのかなた

いろいろジタバタしてみます  人間関係/投資/定量化

単身の作り置きレシピ10 冷凍コロコロのぎょうざのタネ編

今回は ぎょうざのタネを型枠にはめて冷凍コロコロにしてみよう という企画です。 そんなコロコロのタネが冷凍庫に常備してあれば,ぎょうざが食べたいと感じるやいなや,たとえそれが 「1個だけでいいんだけどなぁ」 などというあり得ないワガママだったと…

単身の作り置きレシピ9 本格手間なしハンバーグ編

いきなり自画自賛で恐縮です。 今回ご紹介するのは自信作のハンバーグです。 ■包丁もまな板も使わない時短調理法なのに本格的においしい。 ■炒めたまねぎペーストの ”メラノイジン” と,麩(ふ)の ”保水力” という科学の力をおいしさの根拠とする画期的なレ…

単身の作り置きレシピ8 コロコロ蒸し豚入りお好み焼き

冷凍して保存していた ”コロコロ蒸し豚” を使った ”お好み焼き” のレシピです。 前回は ”コロコロ蒸し豚” を ”コロコロチャーシュー” に変身させましたところ,今回もバリエーションです。 先日スーパーで ◆日清 千切りカットキャベツで美味しいお好み焼粉 …

単身の作り置きレシピ7 コロチャー風編

以前に作り置きしていた ”コロコロ蒸し豚” を ”コロコロチャーシュー” 風 に味付けしました。 豚バラかたまり肉を蒸して,大きめのさいの目に切ってフリーザーバッグに入れて平らにして凍らせていた,あのコロコロ蒸し豚です。 これをどうしてもチャーシュー…

単身の作り置きレシピ6 えのき氷編

ハンドミキサーを買ったのがうれしくて,成人病予防にも良いという ”えのき氷” を作ってみました。 えのき茸の風味が好きです。 そのうえスープ・シチュー・カレーなどをつくるときに,冷凍キューブになっていればポンと入れやすく,とても良いことを思いつ…

単身の作り置きレシピ5 牛すね肉のスープストック編

たまにカレーやシチューを無性に食べたくなります。 カレーならお店でもレトルトでも食べることはできますが,自分の好みとは違う感じです。 よく似た別の食べ物というような・・・。 そのうえ,面倒なことに僕はカレーよりもクリームシチューが好きなんです…

単身の作り置きレシピ4 コロコロ蒸し豚編

以前にテレビ番組で,麻婆豆腐に挽肉ではなくコロッとした豚肉が入っているシーンを見て心奪われ,作ってみたくなりました。 麻婆豆腐の調味料は市販の ”素” を使うとして,そのコロッとした大きめのさいころくらいの豚肉の作り方はわかりませんでしたので,…

単身の作り置きレシピ3 あん肝佃煮編

スーパーマーケットや市場が好きでよく行きます。 先日近所のスーパーでアメリカ産の生のあんこうの肝が売られているのを見つけました。 120グラム程度入って400円台でした。 あん肝は下処理のうえ成型して蒸してポン酢でというのが定番ですが,佃煮風にして…

単身の作り置きレシピ2 かす汁編

先日スーパーでフリーズドライのかす汁を見つけてワクワクしながら買って帰ったところ,はたしてそのお味は・・・。 科学の進歩に敬意を払いながらも,自分でこしらえることを決意させてくれるものでした。 酒粕の濃淡の好みは多様なのでしょうが,僕の好み…

単身の作り置きレシピ 1 かぼちゃスープ編 

単身生活で時間を食うのが自炊です。 いろいろ他にやりたいことがあっても,一日に数度は確実におなかがすきますし,すべてを外食でまかなうこともできません。 ついついスーパーのお惣菜で簡単に食事をすませてしまいがちですが,ときおり自分の好みのもの…

《愚見数則》 勝手に現代文をまとめてみました

《愚見数則》勝手に現代文 夏目漱石(夏目金之助)が愛媛県尋常中学校の英語教員として赴任していた満28歳のときに, 同校の校友会誌 ”保恵会雑誌”(第47号:明治28年11月25日/明治26年創刊)に発表した文章である ”愚見数則” を勝手に現代文に置き換えてみ…

《愚見数則》 原文をまとめてみました

《愚見数則》 夏目漱石(夏目金之助)が愛媛県尋常中学校の英語教員として赴任していた満28歳のときに, 同校の校友会誌 ”保恵会雑誌”(第47号:明治28年11月25日/明治26年創刊)に発表したものです。 理事来(きた)つて何か論説を書けと云ふ、余此頃脳中払…

《愚見数則》18(最終回) 知らないと大損する夏目漱石の処世訓

愚見数則の第18回,とうとう最終回です。 原文 右の条々(おちおち)、たゞ思ひ出(いづ)る儘(まま)に書きつく、長く書けば際限なき故(ゆえ)略(りゃく)す、必ずしも諸君に一読(いちどく)せよとは言はず、況(いわん)や拳々服膺(けんけんふくよう…

《愚見数則》17 知らないと大損する夏目漱石の処世訓

愚見数則の第17回です。 いよいよ終盤にさしかかりました。 この回を含め残すところは2回です。 原文 人を屈(くっ)せんと欲(ほっ)せば、先(ま)づ自(みずか)ら屈せよ、人を殺さんと欲せば、先づ自ら死すべし、人を侮(あなど)るは、自ら侮る所以(…

《愚見数則》16 知らないと大損する夏目漱石の処世訓

愚見数則の第16回です。 原文 欺(あざむ)かれて悪事(あくじ)をなす勿(なか)れ、その愚(ぐ)を示す、喰(く)わされて不善(ふぜん)を行う勿れ、その陋(ろう)を証す。 黙々(もくもく)たるが故(ゆえ)に、訥弁(とつべん)と思ふ勿れ、拱手(きょうしゅ)するが故に、両…

《愚見数則》15 知らないと大損する夏目漱石の処世訓

愚見数則の第15回です。 原文 命(めい)に安(やす)んずるものは君子(くんし)なり、命を覆(くつがえ)すものは豪傑(ごうけつ)なり、命を怨(うら)む者は婦女(ふじょ)なり、命を免(まぬが)れんとするものは小人(しょうじん)なり。 理想を高くせ…

《愚見数則》14 知らないと大損する夏目漱石の処世訓

愚見数則の第14回です。 原文 損徳(そんとく) と善悪を混(こん)ずる勿(なか) れ、軽薄(けいはく) と淡泊(たんぱく)を混ずる勿れ、真率(しんそつ) と浮跳(ふちょう) とを混ずる勿れ、温厚(おんこう) と怯懦(きょうだ) とを混ずる勿れ、磊落…

《愚見数則》13 知らないと大損する夏目漱石の処世訓

愚見数則の第13回です。 原文 人我(ひとわれ)を乗せんとせば、差支(さしつか)えなき限りは、乗せられて居るべし、いざといふ時に痛く抛(な)げ出すべし、敢(あえ)て復讐(ふくしゅう)といふにあらず、世の為(た)め人の為めなり、小人(しょうじん…

《愚見数則》12 知らないと大損する夏目漱石の処世訓

愚見数則の第12回です。 原文 事(こと)を成(な)さんとならば、時と場合と相手と、此三者(このさんしゃ)を見抜(みぬ)かざるべからず、其一(そのいつ)を欠けば無論(むろん)のこと、其百分一(そのひゃくぶんのいつ)を欠くも、成功は覚束(おぼつ…

《愚見数則》11 知らないと大損する夏目漱石の処世訓

愚見数則の第11回です。 原文 馬鹿は百人(ひゃくにん)寄(よ)つても馬鹿なり、味方が大勢(おおぜい)なる故(ゆえ)、己(おの)れの方が智慧(ちえ)ありと思ふは、了見(りょうけん)違(ちが)ひなり、牛は牛伴(づ)れ、馬は馬連れと申す、味方の多…

《愚見数則》10 知らないと大損する夏目漱石の処世訓

愚見数則の第10回です。 原文 妄(みだ)りに人を評する勿れ、斯様(かよう)な人と心中(しんちゅう)に思ふて居れば夫(それ)で済むなり、悪評にて見よ、口より出した事を、再び口に入れんとした処が、其(その)甲斐(かい)なし、況(ま)して、又聞(…

《愚見数則》9 知らないと大損する夏目漱石の処世訓

愚見数則の第9回です。 原文 人を観(み)よ、金時計を観る勿(なか)れ、洋服を観る勿れ、泥棒は我々よりも立派に出(い)で立つものなり。 威張(いば)る勿れ、諂(へつら)ふ勿れ、腕に覚えのなき者は、用心の為に六尺棒(ろくしゃくぼう)を携(たずさ…

《愚見数則》8 知らないと大損する夏目漱石の処世訓

愚見数則の第8回です。 原文 平時は処女の 如(ごと)くあれ、変事には脱兎(だっと)の如くせよ、坐る時は大磐石(だいばんじゃく)の如くなるべし、但し処女も時には浮名(うきな)を流し、脱兎稀(まれ)には猟師の御土産(おみやげ)となり、大磐石も地…

《愚見数則》7 知らないと大損する夏目漱石の処世訓

愚見数則の第7回です。 原文 教師に叱(しか)られたとて、己(おの)れの直打(ねうち)が下がれりと思ふ事なかれ、又(また)褒(ほ)められたとて、直打が上がつたと、得意になる勿れ、鶴は飛んでも寐(ね)ても鶴なり、豚は吠(ほえ)ても呻(うな)つて…

《愚見数則》6 知らないと大損する夏目漱石の処世訓

愚見数則の第6回です。 原文 多勢(たぜい)を恃(たの)んで一人を馬鹿にする勿(なか)れ、己(おの)れの無気力なるを天下に吹聴(ふいちょう)するに異ならず、斯(かく)の如き者は人間の糟(かす)なり、豆腐の糟は馬が喰ふ、人間の糟は蝦夷松前(えぞ…

《愚見数則》5 知らないと大損する夏目漱石の処世訓

愚見数則の第5回です。 ここからはとてもリズム感のよいフレーズが続きます。 原文 狐疑(こぎ)する勿(なか)れ、躊躇(ちゅうちょ)する勿れ、驀地(ばくち)に進め、一度(ひとた)び卑怯未練(ひきょうみれん)の癖をつくれば容易に去り難し、墨を磨(…

《愚見数則》4 知らないと大損する夏目漱石の処世訓

愚見数則の第4回です。 原文 月給の高下(こうげ)にて、教師の価値を定むる勿(なか)れ、月給は運不運にて、下落(げらく)する事も騰貴(とうき)する事もあるものなり、抱関撃柝(ほうかんげきたく)の輩(やから)時に或(あるい)は公卿(くぎょう)に…

《愚見数則》3 知らないと大損する夏目漱石の処世訓

愚見数則の第3回です。 原文 勉強せねば碌(ろく)な者にはなれぬと覚悟すべし、余自ら勉強せず、而(しか)も諸子に面する毎に、勉強せよ々々といふ、諸子が余のごとき愚物となるを恐るればなり、殷鑑遠(いんかんとお)からず勉旃々々(べんせんべんせん)…

《愚見数則》2 知らないと大損する夏目漱石の処世訓

愚見数則の続き(第2回)です。 原文 昔の書生(しょせい)は、笈(きゅう)を負ひて四方に遊歴し、此人(このひと)ならばと思ふ先生の許(もと)に落付く、故に先生を敬ふ事、父兄に過ぎたり、先生も亦(また)弟子に対する事、真の子の如(ごと)し、是(…

《愚見数則》1 知らないと大損する夏目漱石の処世訓

初回のごあいさつをいたしましたのち,どんなジタバタからお知らせしていくのが良いだろうかと・・・ 夏目漱石が満28歳のときに松山の尋常中学に英語教師として赴任していたころに書いた一文 「愚見数則」 をチョイスしてみました。 僕にとって,これに出会…